丹野 惠梨香(たんの えりか)
トライアスロン
小学4年から大学4年まで競泳に打ち込み、平泳ぎでインハイとインカレに出場。2013年に知り合いの誘いをきっかけにトライアスロンを始める。2013年から2020年まで日本トライアスロン選手権に連続出場。世界大会やオリンピックを目指す選手たちが戦う舞台であるエリートの部で現在も転戦中。2017年からはエイジの部でミドルディスタンスにも挑戦。
2018年 IRONMAN 70.3 Western Australia エイジの部 総合優勝
2019年 関東選手権トライアスロン大会 優勝
2020年 日本トライアスロン選手権 13位
腸頸靱帯炎で全く走れなかった6ヶ月間
TREATに通う以前は、ウェイトトレーニングはほとんど入れておらず、独学でランニングフォームを改善したり、トレーニング内容を考えたりしてトライアスロンに取り組んでいました。もっとパフォーマンスを上げるためにはどうしたらいいか?と試行錯誤するなかで、オリンピック選手や世界大会等で活躍している海外選手はウェイトトレーニングを入れていることを知り、自分のトレーニングにも取り入れたいと思うようになりました。
トレーニングメニューの中にウェイトトレーニングを取り入れて着実にパフォーマンスをアップするためには専門の方に見てもらう必要があると考え、TREATに通うことに決めました。
ところが、2019年8月に腸頸靱帯炎を発症。約半年間、全く走れない時間が続き、とても絶望的な時間を過ごしていたことを覚えています。
3ヵ月後にはケガから復帰、8ヵ月後にはベストタイム更新
最初は今までのように走れるようになるかとても心配でしたが、TREATに通う中で本当に信頼できると感じれたので、トレーナーのみなさんを信じてコツコツトレーニングに取り組みました。
治療を併せたトレーニングのおかげでケガが治り、再び走れるようになってから約3ヵ月程で段々と取り戻せてきている感覚がありました。
そしてその約8ヵ月後には、トレーニング中に5kmでベストタイムを更新することができました。
ターゲットレースを見据えた、計画的なトレーニング
TREATは、ターゲットとしているレースに向けて計画的にトレーニングを進めてくれます。そして自分に足りていないところや苦手としている動きを見つけてくれて、その部分に対して簡単な動きから徐々に修正していくなど、とても細かく丁寧なトレーニングサポートをしてくれます。
私の場合は、2020年11月の日本選手権をメインのターゲットレースに設定し、2019年12月から週2回、みっちりトレーニングを行ないました。土台づくりから始まり、負荷を掛けて最大限に筋力発揮できるようになるためのトレーニング、俊敏性を養うトレーニングを行いました。
また、身体がしっかり作れてきてからは、それをうまく動きに繋げられるよう、外でランニングドリルを行ない、フォームの改善等も行ないました。
その計画的なトレーニングのおかげで、ターゲットレースの一ヶ月前に行われた2020年10月の関東選手権トライアスロン大会では優勝!
なんと、ランニングのラップタイムもトップでした。
故障することなくしっかりトレーニングを積むことができ、メインターゲットとしていた日本トライアスロン選手権では13位。過去最高順位でフィニッシュすることができました。
TREATのトレーナーの方々は時には厳しく、しっかりと向き合ってくれます。みなさんとても優しく、気さくで明るいし、何でも相談できちゃうところも、とても嬉しいです!まだまだ改善すべきところがたくさんあると思うので、今後もTREATでトレーニングを続け、更にパワーアップし皆さんが楽しめるようなレースをしていきたいです。