TREATの箱山です。
前回は目標にしているレースについて書きました。
一番の目標としているレースは10月ですが、上半期の大きな目標レースとしては4月のマラソンがあります。
トレイルレースが一番の目標であるのに対してロードのマラソン練習に取り組むには狙いがあります。
今回はマラソン練習での狙いについて書いていきます。
その前に年間計画について説明します。
レースで結果を出したい!となった時にレースに向けての準備期間等を考えていくと、一年に何本もレースに出るというのは現実的ではありません。
出場はできたとしても全てのレースで自分の思った結果を残すのは難しいかもしれません。
そこで一年の中でも目標とするレースを絞ってトレーニング期間、レースの準備期間、リカバリー期間などを考えて年間計画をたてていきます。
僕の場合、トレイルレースの経験が浅いこととマラソンでのタイムを狙いたいという目的があったため、強化したい部分を集中させるために前期はマラソン、後期はロングトレイルに挑戦するという年間計画をたてました。
マラソン練習での狙い
前期のマラソンも後期のロングトレイルに繋がるように考えています。
前期のマラソンに取り組む中で重視していることは、AT値での能力の向上です。
下の図はランニング中のエネルギー代謝にマラソン、ロングレースそれぞれのおおよそのレースペースの運動強度を当てはめたものです。
マラソン練習ではエネルギー代謝が主に糖質に切り替わるAT値付近のトレーニングをメインに行うことでAT値での能力が向上していきます。
AT値の能力が向上する=AT値でのペースを上げていくことがマラソン練習をしていく大きな目的になります。
ロングレースのレースペースを上げていきたいと考えた時にAT値の運動強度が低ければエネルギー消費の問題が出てきてしまうため難しくなるかもしれません。
なのでマラソンに取り組み、AT値の強化をしていくことでエネルギーの問題を起こさずに下の図のようにロングレースで走るレースペースを上げていくための準備ができると考えています。
マラソンが終わった後にリカバリー期間を経て、トレーニングを再開していく際には、ロングレースのための強化をしていくことになります。
以上が上半期のマラソン練習での狙いになります。
年間計画をたててどんな部分を強化していくべきかを考えていくと、年間のトレーニングでやるべきことが見えてくるかもしれませんね!
今回は年間計画をたてることの必要性と、僕がマラソンに取り組む狙いについてでした。
今回のブログの内容は、過去のブログのこちらやこちらが参考になると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに!!