TREATの矢田夕子です。
先日 Fun Trails Round秩父&奥武蔵の100kに出場してきました。
トレイルランのロングレースは2019年2月のトランスグランカナリア以来、なんと約4年半ぶりのレースとなりました。
妊活、妊娠、産後を経てのロングレースに不安はありましたが、レース中はしっかり楽しめ、ちゃんとゴールテープを切れたことが本当に嬉しかったです。
今回は産後のトレーニングをどう行ってきたか簡単にまとめてみようと思います。
妊活、妊娠中についてはコチラをご覧ください。
出産後から2023年までの約2年間のトレーニングをかなり大まかにまとめると以下の通りです。
まずはなんといってもトレーニングの回数、時間を徐々に増やすことを優先的に行いました。
私は出産2ヶ月前までは走っていたので出産後の1ヶ月と合わせても3ヶ月程度の休みですみました。
なので走り出しはスムーズに走ることが出来ました。
人によって出産後のダメージも違うと思うので身体と相談しつつ徐々に時間、距離を戻して行った方が良いと思います。
次にスピードを戻すことを行いました。
スピードが出ないとパワー発揮にもAT値向上にも繋がってこないので、持久力というよりもスピードの向上を狙ったトレーニングを多く行いました。
身体の剛性、スティフネス(バネのようなもの)が落ちている感じが強く、スピードがなかなか戻りにくかったです。
2023年に入ってやっと戻ってきた感覚が出てきました。
スピードが戻ってきた次にAT値向上を狙ったトレーニングを多くしました。
ロングレースを走るにもAT値を高めておくことでレースペースが楽に感じます。
AT値を上げてから2023年はロング走をしてロングレースに備えました。
ロング走は本当に時間を作ることに苦戦!保育園は始まったものの、仕事も始まって、なかなかまとまった時間を作るのが難しい。
そして保育園からもらってきた風邪に親もやられるという・・・。
保育園の洗礼を浴びに浴びました。
さて、トレーニング内容はざっくりこんな感じではあるのですが、ではどのくらいのボリュームをやったかを聞いてもわかりやすい距離で出してみました。
はい。そうなんです。私の月の走行距離少ないんです。これで100km走れたんで褒めほしい(笑)
と言うのは冗談で、昔から陸上競技を経験していたベースがあったから私は走れただけなので、この走行距離はあまり参考にしないで欲しいですし、100km走れはしましたが、ダメージが尾を引いています。
ただ、トレーニング量を増やすことができれば、ダメージも少なく走れそうですし、国内のロングレースで順位を意識して走れるかも?というイメージが産後2年でも作ることが出来ました。
産後のレース復帰のポイントをまとめると
・練習頻度、時間を確保し増やす
・スピードを戻す
・AT値を高める
・ロング走する時間を確保しトレーニングする
です。これが正解かは分かりませんが、今後出産しても走りたいと言う方の参考になればと思います。
子供との時間ももちろん大切にしつつ、ご自分のランニングライフも楽しんでください!!